AMG協議会ニュース 2021年(令和3年)2月 No.594この度、令和2年11月9日第64回埼玉県公衆衛生大会において、彩の国東大宮メディカルセンター穴原主任とともに、埼玉県公衆衛生事業功労賞を受賞させていただきました。この栄誉は、ひとえに中村会長をはじめ多くの諸先輩方ならびに快く技師会活動に送り出していただきました職員のみなさまのお陰で受賞できたものと深く感謝しております。この場をお借りしまして厚く御礼申し上げます。思い起こせば、平成2年4月、21歳の時に縁あって医療の道に歩み出ました。当時の医療業界は、官民を問わず全国の医療機関で、深刻な経営危機を背景に厳しい合理化の嵐が吹き荒れていました。民活論などを根拠として当時の厚生省が打ち出したアウトソーシング、全国の自治体で推し進められている行政改革がこれに輪をかけていました。特に、臨床検査の分野は厳しく平成4年7月1日付けにて公布された医療法の一部を改正する法律で、初めて病院・診療所等の業務委託に関する制度が医療法に盛り込まれ我々の主業務である検体検査が、明記されました。そのため、各施設内で行われていた検体検査の多くの分野が、外部委託の形となりました。その影響から新卒者の採用に制限がかかり他の医療職と比較し低い水準となっていました。そのような社会背景でしたが、私自身は、お蔭様で上尾中央医科グループにお世話になり各種検査技術取得並びに認定技師資格を取得する機会に恵まれた共に良き上司にも恵まれ埼玉県技師会役員等も経験させて頂きました。資格取得から今年でちょうど30年になります。これからは、技師会役員、各種学会発表、など、種々の活動から得られた経験と知識及び人脈から若い人たちの背中を押すことを宿命と捉え、邁進して行きたいと思っております。今後ともご指導の程よろしくお願い申し上げます。株式会社アムル 濱田 昇一「埼玉県公衆衛生事業功労賞」を受賞して検査部左側 彩の国東大宮メディカルセンター 穴原主任右側 埼玉県臨床検査技師会 神山会長アムル 濱田科長
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