第74回日本医学検査学会
第74回日本医学検査学会に参加して
株式会社アムル
微生物検査室 小田切 晴来
5月10日・11日に大阪府大阪市で開催された「第74回日本医学検査学会」に参加しました。
上尾中央医科グループ検査部からは、私の演題を含めて5題の発表が行われました。
近年、劇症型溶血性連鎖球菌感染症(STSS)の増加が報告されており、A群 Streptococcus による咽頭炎の増加との関連が疑われる知見もあります。そこで、β溶血性 Streptococcus および Streptococcus pneumoniae を中心に、血液培養で検出された菌種の5年間の推移についてまとめ、ポスター形式で示説発表を行いました。
私にとっては今回が初めての学会発表で、わからないことも多く不安もありましたが、先輩方のご指導のもと、抄録や示説用ポスターを準備し、発表に臨むことができました。
当日は全国学会ということもあり、他県から多くの検査技師の方々が来場されており、大変緊張しました。発表は無事に終えましたが、質疑応答の際には、もう少し落ち着いて対応できればよかったと感じています。この経験を今後の学会発表の機会に活かしていきたいと思います。
また、学会への参加を通じて、他施設での検査手法の工夫や最新の知見に触れることができ、大変貴重な時間となりました。この経験を検査室に還元し、検査の質の向上に努めてまいります。

初めての学会発表を終えて
蓮田一心会病院
検査科 可児 彩華
今回、グランキューブ大阪で5月10・11日に開催された第74回日本医学検査学会で学会発表を行いました。
私は「MASLD評価のための新しい超音波評価法の有用性について-その2-【RTEとSWMの一致率について】」を発表しました。題材を決めて集計を行い、抄録・スライドを作成して、発表をするという過程において大変なことがたくさんありました。初めての発表ということもあり、分からないことだらけでしたが科長をはじめ多くの方々にご指導、ご協力をいただき無事に発表を終えることができました。また、検討からSWM・RTEの有用性がわかったので計測時は様々なことを考慮して、正しい計測値が出せるように努力したいです。
土曜日の夜は検査部の懇親会に参加させていただき他施設の方とお話できてとても良い機会になりました。他院の雰囲気や、学会発表にむけての意気込み、発表に至るまでの制作過程など貴重なお話を伺うことができました。
今回の学会発表を通して多くの知識をつけることができたとともに、全国学会で発表するという良い経験ができたと思います。この経験は様々なところで生かせるように今後も精進していきたいです。


2025年度 第1回超音波委員会研修会(超音波検査士試験書類説明会)に参加して
柏厚生総合病院
半澤 香澄
2025年5月9日にオンライン(Web会議システム)にて、第40回超音波検査士認定試験を受験する職員を対象に研修会が開催されました。
日本超音波医学会に提出するべき書類や提出期限、認定超音波専門医に署名を頂く際の注意点などについて説明がありました。質疑応答の時間もあり、丁寧に回答して頂けたので不安なく申請書類作成に取り掛かれそうです。
今回の説明会に参加することで提出期限を再確認し、いつまでに何を準備するかを計画的に考えることが出来ました。
超音波検査士の認定が取得出来るよう、より一層努めていきたいと思います。